実行委員長挨拶

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第17回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム

この度、「第17回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム」を、2023年9月16日 (土)、17日 (日) の2日間、信州大学 松本キャンパスにて開催することとなりました。
本シンポジウムは、日本薬学会医療薬科学部会が主催しており、次世代の医療薬科学の発展を担う若手研究者の育成を目的としてスタートしました。第4回シンポジウム以降は、医療薬科学部会の若手世話人が実行委員長と副実行委員長を務め、若手が中心となって企画ならびに運営が行っております。COVID-19感染拡大の影響により、第14回 (2020年) と第15回 (2021年) はオンライン開催となりましたが、前大会の第16回 (2022年) より現地開催に戻り、本シンポジウムの特徴である活気溢れる議論が行われました。本シンポジウムも感染予防対策を徹底のうえ、現地参加を主体とした熱気に満ちた大会となるよう準備を進めております。
そこで、本シンポジウムのメインテーマは「~基礎と臨床の協奏~ 知の高みを目指した未来志向的医療薬科学研究」といたしました。医療薬科学研究に携わる研究者は多様な専門性を有しており、その研究フィールドも大学、医療現場、企業と様々です。医療を取り巻く新たな課題が次々と出てくる中、これら研究者が一丸となり、基礎、臨床、そして実践へと、課題克服に向けた取り組みを加速させていくことが重要となります。特に若手研究者においては、様々なフィールドの研究者と交流を持ち、互いの意見を交わすことで新たな視点を形成し、未来の医療を描き、形作っていく責務があると考えられます。本シンポジウムが若手研究者において、互いに議論を交わし、知の高みを共に目指す場となることを願っております。
この目的を達成するため、本シンポジウムでは特別講演、教育講演、若手シンポジウムを計画しており、若手研究者の研究成果の発表の場として一般口頭発表とポスター発表を設けております。例年通り、優秀発表賞を口頭発表とポスター発表のそれぞれより選出予定ですので、一人でも多くの方のご演題の応募をお願い申し上げます。
最後になりますが、本シンポジウムがface to faceで活気溢れる大会となるよう、実行委員一同準備を進めておりますので、一人でも多くの方々の参加を心よりお待ちしております。爽やかな風が吹く、信州松本でお会いできることを楽しみにしております。

 
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実行委員長

平井 啓太
信州大学医学部附属病院 薬剤部
信州大学大学院医学系研究科 臨床薬理学分野
 

 

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副実行委員長

平 大樹
京都大学医学部附属病院 薬剤部